「ぶらり途中下車のラーメン 上越線⑤」新潟一番サンデープラスに豊岡えりなが出演いたします!

今回は魚沼市の小出駅から八色駅までを巡ります!
スープ、麺、トッピング、それぞれのこだわりが光る一杯に出会えるこのエリア。
美味しいラーメンを探す旅へ、豊岡えりなが行ってきます!
魚沼市井口新田「濃麺(こいめん)くるみ」
まず訪れたのは、小出駅から徒歩25分の「濃麺くるみ」さん。昨年4月にオープンしたばかりの新しいお店ですが、地元のラーメン好きから早くも高評価を集めています。
お店の看板メニューは「濃厚醤油(850円)」。豚骨や鶏の足を使ったトロリと濃厚なスープに、再仕込み醤油で仕上げた深い味わいのかえしを合わせています。
また、岩塩で下味をつけ低温調理されたしっとりとしたチャーシューが絶品!
麺は京都の製麺所から取り寄せた中太麺で、スープとの相性も抜群です。
もう一つのおすすめは「琥珀煮干(900円)」。
透き通る飴色のスープには高級な白身魚の煮干しの優しい旨味が広がり、特製薄口醤油が香ばしい風味を加えます。
縮れた平打ち麺がスープに絡み、最後まで飽きのこない美味しさです。

魚沼市佐梨「レストラン モンブラン」
続いては、小出駅から徒歩18分の「レストラン モンブラン」さん。創業51年の老舗洋食レストランですが、ラーメンが不動の人気メニューとなっています。
「醤油ラーメン(800円)」は動物系の旨味を引き出した特製醤油スープに、地元のラーメン好きが納得する味わいを追求。
豚バラ肉をじっくり煮込んだチャーシューが柔らかく、脂身の甘さと赤身の旨さが絶妙です。
スープをまとった縮れ細麺は、つるつるとした食感で心地よく、懐かしい味わいが体に染み渡ります。
ネギが別皿で提供され、最後にお客さん自身でトッピングするのもユニークなポイント。
大ぶりのチャーシューが5枚並ぶ、「チャーシューメン(1,100円)」も人気です!

魚沼市井口新田「割烹食堂 ぶん菊」
3軒目は、小出駅から徒歩13分にある「割烹食堂 ぶん菊」さん。のれんをくぐると老舗の風格が漂う店内です。創業から50年以上、手作りの味を守り続ける老舗です。
「五目あんかけラーメン(950円)」はたっぷりの野菜、海老、豚肉が輝く一杯。たまり醤油とチャーシューの煮汁を継ぎ足し使う特製かえしで仕上げた餡は柔らかく、スープとの一体感が抜群です。
うずらではなく茹で卵がトッピングされているのも昔から変わらない特徴。
最後まで熱々で楽しめる餡かけラーメンの魅力を堪能できます。
寒い季節は「辛味噌ラーメン(900円)」もいかがですか。特製の辛味噌は辛すぎないオリジナルの味で体もぽっかぽかです!

魚沼市小出島「らーめん あずま家」
小出駅から徒歩15分、創業35年を誇る「あずま家」さん。自家製麺へのこだわりが際立つお店です。
最上級の国産小麦をふんだんに使用し、2種類の太さの麺を毎朝打っています。
看板メニューの「特製ラーメン(950円)」は、豚骨と煮干しの出汁に特製の濃口醤油を合わせたスープが特徴。もっちりとした中太の自家製麺がスープにしっかり絡み、噛むたびに小麦の甘さが広がります。
チャーシューは分厚くカットされ、赤身と脂身のバランスが絶妙。食べ応え抜群の一杯です。
平日のランチタイムは名物の「ミニチャーシューめし」などがサービス! 提供される直前にバーナーで炙るので、香ばしさがグレードアップ。嬉しい一品ですね。


魚沼市十日町「大吉」
最後に訪れたのは、八色駅から徒歩11分の「大吉」さん。
北京料理の名店で修業を積んだご主人が提供する中華料理が楽しめるお店です。
ご主人の木村さんは北京料理の料理人でありながら、画家でもあり、店内には描かれた水彩画が並びます。
ぷるぷるの絹豆腐がたっぷりの麻婆タレで包まれた「マーボーラーメン(1,000円)」。
丸鶏と豚足から取ったスープに、辛さを抑えた豆板醤が心地よい刺激を与えます。
豚の背脂が隠し味で、麻婆豆腐の旨味がスープに染み込み、縮れた中細麺が絶妙に絡む一杯です。
たっぷりの野菜を使った「みそラーメン(800円)」もおすすめ。
白菜やきくらげなど10種類以上の具材と豚肉が山盛りになり、野菜の甘味を引き立てるスープが寒い季節にぴったりです。
木村さんは「旧小出町では一番おいしいと思っている」と胸を張ります…!

今回は、小出駅から八色駅までのラーメン旅をお届けしました。
スープ、麺、トッピング、それぞれの個性が光るラーメンの数々。
次回も美味しい一杯を求めて、上越線を旅します。お楽しみに!