桐生建設『iF design award 2024受賞記念セミナー / 祝賀会』芦川玲一がMCを務めました!
2024年11月29日(金)、朱鷺メッセ「マリンホール」、日航ホテル新潟「朱鷺の間」にて開催された『iF design award 2024 受賞記念セミナー / 祝賀会』のMCを、芦川玲一が務めました。
デザイン界のオスカー、新潟県内の住宅設計としては初の快挙
「iF design award」は、デザイン界のオスカーとも称される国際的に権威ある賞で、1953年にドイツの「iF International Forum Design」が設立したものです。新潟県内の住宅設計としては初の受賞となり、大きな快挙となりました。この受賞を記念して、「デザインの入口、そして明るい未来へ」と題した記念セミナーが開催されました。会場では建築やデザインの専門家による講演が行われ、関係者や参加者から大きな関心が寄せられました。
株式会社桐生建設 常務取締役 桐生和典さんの講演
セミナーの冒頭では、株式会社桐生建設の常務取締役であり一級建築士の桐生和典(きりゅう かずのり)さんが登壇しました。桐生さんは1976年新潟県胎内市出身で、2006年に「K.DESIGN HOUSE」を立ち上げ、2018年にはグッドデザイン賞を受賞するなど、国内外で多数の受賞歴を誇ります。
今回受賞したモデルハウスは、モノトーンを基調に装飾を削ぎ落としたシンプルなデザインが特徴で、耐震性や断熱性に優れた快適な居住空間を提供しています。桐生さんは「シンプルでありながら住みやすさを追求したデザインが評価された」と語りました。
株式会社フレーム 石川竜太さんの講演
続いて、デザイン分野で幅広く活躍する株式会社フレームの石川竜太(いしかわ りゅうた)さんが講演を行いました。石川さんは三条市出身で、これまでに麒麟山酒造のコーポレートデザインやパッケージデザインをはじめ、キリンビバレッジ「生茶」「yosa soda」、LOTTEの「紗々」のパッケージデザインなど、数多くの企業ブランドを手がけてきました。
また、ダイニチ工業のロゴデザインや、国際的なパッケージデザインコンテスト「Pentawards」の審査員を務めるなど、その活動の幅は新潟から世界へと広がっています。
トークセッションと懇親会
講演後には、住宅ライターの伊藤亜弥さんを加えたトークセッションが行われ、デザインの可能性や今後の展望について意見が交わされました。セミナー終了後は会場をホテル日航新潟に移し、関係者や施主さんたちが参加する祝賀会が開かれました。抽選会では、桐生さんの住宅に住む施主さんから温かなコメントが寄せられるなど、和やかな雰囲気に包まれた一夜となりました。